土地の遺産分割

遺産相続の際にはいろいろな財産が対象になりますが、その中でも土地は相続する可能性の高い財産として知られています。
しかし土地を相続すると言ってもどのようなやり方で進めて行けばいいのか、遺産分割についてよく知らないという人が意外と多いそうです。
そこでここでは土地の遺産分割をするときのポイントをお伝えしていきますので、これから遺産相続をはじめる人は参考にしてください。

まず土地の遺産分割をするにあたってやることは土地の種類を明確にし、それに合った評価をすることです。
土地とひと言で言ってもいろいろな種類があって、たとえばマンションやビルを持っているオーナーが土地も一緒に持っている場合、その建物の一部を人に貸していると貸家建付地となります。
貸家建付地となる場合、建物の一部を借りている人がいるわけですから、その人の借地権の兼ね合いもありますので、評価方法は通常の土地の評価ではなく貸家建付地として評価しなければなりません。

また、土地の相続で特殊なものと言えば農地で、農地は農業委員会が管理しているものですから、相続登記したらそれで終わりというわけではありません。
農地を相続するときには管理している農業委員会への届出が必要になりますので、相続登記をした旨を伝えてその後どうするかを決めます。
農地の場合、管理をするのも難しいので第三者へ譲りたいという人も多いのですが、この場合は農業委員会への許可が必要になります。
このように土地の相続は少しややこしい面もありますので注意してください。

遺産分割にあたっては評価をしたあとにどこからどこまでを誰が相続するのかという形で決める方法もありますし、一人の相続人がすべての土地を相続する代わりに別のものを対価としてほかの相続人に渡すというやり方もあります。
このやり方は現物分割という方法になります。
土地の遺産分割はややこしいことも多いので自分だけで進めるよりも専門家を交えたほうがスムーズでしょう。